"you can" って、どういう意味?

"you can" の意味をやさしく説明します。

意味

"you can" は次のいずれかの意味です:

  1. あなたは~が可能
  2. あなたは~かもしれない
  3. あなたたちは~が可能
  4. あなたたちは~かもしれない

"you can" が、どの意味で使われているかは文全体や文の前後から判断します。

解説

you

"you" は「あなた」または「あなたたち」という意味の代名詞です。

"you" は単数形も複数形も同じ言葉なので、"you" は「あなた」の意味かもしれないし「あなたたち」の意味かもしれません。 (参考記事"you" の複数形について分かりやすく解説

can

"can" は助動詞で、「~が可能だ」という意味と「~かもしれない」という意味があります。

"can" の後には動詞の原形が続くことが多いですが、常にそうだとは限りません。 "always" などの副詞が来ることもあれば、"You can." で文が終わることもあります。(この記事の最後のほうに例文があります)

どちらの意味で使われているかは文全体や文の前後から判断します。

例文

「可能」の例文

You can do it.
あなた(たち)はそれをできる。

# "do" が「する」という意味なので、「可能」を意味する "can" と組み合わせて「できる」という意味になります。

この文から得られる情報だけでは、"You" が単数形か複数形かは区別がつかないので、「あなたはそれをできる」の意味である可能性と「あなたたちはそれをできる」の意味である可能性の両方があります。
You can count on me.
あなた(たち)は私に頼ることができます。(私を頼っていいんですよ)
# "count on~" で「~に頼る」という意味です。 "me" は「私に」。
You can say that again.
その通り。

# "You can say that again." は慣用句です。 例えば次のように用いられます:

フィオナさん: "That exam was very difficult."
アップルちゃん: "You can say that again!"

フィオナさん: 「あの試験はとても難しかったわね」
アップルちゃん: 「その通り!」
You can fly.
あなた(たち)は空を飛べます。
# "fly" は「飛ぶ」という意味の動詞です。 "jump" が「飛び跳ねる」の意味なのに対して "fly" は「飛行する」の意味。
You can make it.
あなた(たち)はできます。
# 「キミならできる」という感じの使い方。 "make it" は慣用句で、「目標を達成する」とか「成功する」という意味です。

「かもしれない」の例文

You can be wrong.
①あなた(たち)は間違っているかもしれない。 ②あなた(たち)が間違うこともある。

# "can" が「~かもしれない」の意味で使われている例文です。 "wrong" は「間違った、正しくない」などの意味です。

"You are wrong." を「あなた(たち)は間違うことができる」という意味に理解すると意味が変になるのがおわかりでしょう。

"You are wrong.(あなたは間違っている)" の "You" の後ろに助動詞 "can" が加わって "are" が "be" になったのが "You can be wrong." です。 "be" は "are" の原形です。 "can" の後ろに来る動詞は原形になります。
You can be on the fairway and in a bad spot, or in the rough sometimes and in a good spot.
(ゴルフで)あなた(のボール)がフェアウェイの悪い位置にあることもあれば、ラフの良い位置にあることもある。

# フェアウェイはゴルフ場の芝がきれいに生えているエリア。 ラフはコースから少し外れたエリアで、芝がきれいに揃ってなかったり地面が荒れてたりする。

"You" は「あなた」というよりも「あなたの打ったボール」という意味。 "can be" の "be" は「存在、所在」を意味します。 (参考記事基本的な意味は2つ。 Be動詞の意味をやさしく説明

例文の後半部分では、"or" と "in the rough" の間に "you can be" が省略されています。
You can fail at any business you try to start if you don't put in the effort.
どんな事業を始めようとしても、努力しなければ失敗することがある。
# この "can" も「かもしれない」ですが「ことがある」とも訳せます。
As a foreign national you can be rejected. Rejection means that you are denied entry to Norway or that you must leave the country.
外国籍の人は(入国を)拒否されることがあります。 (入国)拒否とは、ノルウェーへの入国を拒否されるということ、あるいはノルウェーを退去しなくてはならないということです。

# "you can be rejected" を「入国を拒否されることが可能です」と理解すると意味が通じないのがおわかりでしょう。

"you can be rejected" は受動態の "you are rejected" に "can" が加わった表現です。 "reject" で「拒否する、拒絶する」。

"you can" で文が終わっている例文

"Can I fly?" "Yes, you can."
「ぼくは空を飛べるだろうか?」「飛べます」
# "Yes, you can fly." の "fly" が省略されているわけです。
"Can I be wrong?" "You can."
「ぼくは間違ってるのかな?」「かもね」
# "You can be wrong." の "be wrong" が省略されているわけです。

"you can" の次が動詞ではない例文

You can always come home.
あなたはいつでも家(故郷)に帰って来れる。
# "can" の直後に "come" という動詞ではなく "always" という副詞が来ています。 "always" は「いつも、常に」という意味。 "home" は「家(に)、故郷(に)」という意味。 この例文では「家(故郷)に」のほうの(副詞としての)意味で使われています。