「ルナティック」とは一体どういう意味でしょうか？ 「ルナティック」の意味を記載します。
1. 意味
1.1. 英語に戻すと
「ルナティック」を英語に戻すと "lnatic" です。
1.2. "lnatic" の意味
"lnatic" の意味は次の通り。 意味が発生したと思われる順番で上から下に並べています。
- 《形容詞》気が狂った、発狂した
- 《形容詞》気が狂ったとしか思えないような、向こう見ずな、愚かな（判断など）
- 《名詞》気が狂った人、発狂した人、狂人、気違い
- 《形容詞》狂人の、狂人的な、狂人用の（施設など）
- 《形容詞》狂人のようにエキセントリックな、
1.3. カタカナ語「ルナティック」
カタカナの「ルナティック」は「ルナティック・ドーン」や「ルナティック・ゲート」のように形容詞の意味で使われます。
「ゲート（gate）」の意味は「門」。 「ドーン」の意味は、「ドーン」の意味は... 『「ドーン」って... 英語でどんな意味かしら？』をご覧ください。
「月の～、月に関する」と言いたければ "lunar" という形容詞が英語にありますから、「ルナティック・ドーン」や「ルナティック・ゲート」はやはり、「月の夜明け」や「月の門」ではなく「狂気の夜明け」や「狂気の門」という意味です。
2. 語源
"lnatic" の語源は「月にやられた（月の満ち欠けの影響で正気を失った）」を意味するラテン語 "lūnāticus" です。
昔は、月の満ち欠け（月齢）が人の狂気を左右すると信じられていました。
狼男が満月の夜に狼に変身するのも、月の満ち欠けが人体に影響するという考えによるものでしょう。 現代においても、月齢の人体への影響（気分や睡眠時間など）を調べる研究が大真面目に行われています。