"Do you...?" と "Are you...?" の違いを簡単に説明します。
"Do you...?"
"Do you...?" は「あなたは...ですか?」と尋ねる疑問文です。
"you(あなた)" を主語とする英語の疑問文の多くは "Do" で始まります。 例えば、"You have a book.(あなたは本を持っている)" を疑問文にするには、先頭に "Do" を付けて "Do you have a book?" とします。
こうして生まれた "Do" と "you" の連なりが "Do you...?" です。
"Are you...?"
"Are you...?" も「あなたは...ですか?」と尋ねる疑問文です。
"Are you...?" は "You are..." という平叙文を疑問文にしたものです。 "You are..." では動詞がBe動詞と呼ばれるタイプの動詞なので、疑問文の作り方が普通の動詞の場合と異なります。
"You are..." を疑問文にするときには、"Do" を文の先頭に追加するのではなく次のように、すでに文中に存在する "are" を文の先頭に移動させます:
"You are a child.(あなたは子供だ)"
↓
"Are you a child?(あなたは子供か?)"
こうして生まれた "Are" と "you" の連なりが "Are you...?" です。
Be動詞とは
Be動詞とは、"be" という動詞が人称(一人称の「私」や二人称の「あなた」など)や時制(現在・過去・未来)の違いによって形(つづり)を変化させた一群の動詞のことです。 "be" "is" "am" "are" "was" "were" "been" "being" がBe動詞です。
主語が "you(あなた、あなたたち)" で時制が現在のとき、Be動詞は "be" という元の形(原形)から "are" へと変化します。 この変化のことは「活用」と呼ばれます。
Be動詞については、「基本的な意味は2つ。 Be動詞の意味をやさしく説明」にまとめています。