「サイレント・ヴォイス」の意味を説明します。
基本的な意味
「サイレント・ヴォイス」は "silent voice" という英語をカタカナで表記した言葉です。
"silent voice" を単純に日本語にすると「音の無い声」という意味になります。
"silent" と "voice" の意味
"silent"
"silent" は形容詞で、一般的な(専門用語としての意味を除く)意味は次の通りです:
- 音の無い、無音の
- 静かな、静音の(音がほとんどない)
- 押し黙った、喋るべきときに喋らない、答えない
- 口に出されない(感情・意思・思考)
- 無言で行われる(動作)
- 寡黙な、口数が少ない(人)
- (世間や他人に対して)表明されない(意見など)
- 隠れた、密かな(人目に付かない)
"voice"
"voice" は名詞で、「声」という意味です。 「意見」や「意見を持つ人」という意味もあります。
解釈
"silent" と "voice" の意味の組み合わせから考えられる「サイレント・ヴォイス」の意味は次のようなものでしょう:
- 声なき声、無言の声、声にならない声
- 意見があるのに黙っている人
- 表に出されない意見
1.の意味は「本来は音を伴う声が音を伴わない」という矛盾をはらんだ詩的な表現です。
「声なき声」には "voiceless voice" という、そして「無言の声」には"speechless voice" という対応する英語があります。
「行動心理捜査官・楯岡絵麻」の場合
「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」というテレビドラマの場合、「サイレント・ヴォイス」は「行動に表れる犯罪者の心理」という意味でしょう。
「(言葉じゃなく)行動に表れる」という部分が「サイレント」に当たり、「犯罪者の心理(心の声)」という部分が「ヴォイス」に当たります。