「プロフェット」と「プロフェシー」の意味

「プロフェット」の意味

「プロフェット」は "prophet" という英語をカタカナで表記した言葉です。

"prophet" の一般的な意味は「預言者」や「予言者」というものです。

「預言者」と「予言者」の違い

予言者」は未来のことを予言する人のことです。 例えば、超能力で未来を予知する人が予言者です。

「預言(よげん)」とは神託(神のお告げ)のことなので、「預言者」は「信託を世間に伝える人」という意味です。 巫女などが預言者です。

神のお告げによる「預言」も未来のことについて述べることがあるので、「預言者」と「予言者」は意味が重なる部分があります。

「プロフェシー」の意味

「プロフェシー」は "prophecy" という英語をカタカナで表記した言葉です。

"prophecy" は「預言」または「予言」という意味です。

細かい意味まで網羅すると次のようになります:

  1. 予言
  2. 預言。すなわち神からの託言(たくげん、メッセージ)。予言・指示・警告など
  3. 予言・預言という行為
  4. 予言・預言する能力
  5. 予言者・預言者という仕事・職業
  6. (データや経験などに基づく)予測・推測・推量

動詞の「プロフェシー」

「予言する・預言する」という意味の動詞 "prophesy"(*)もカタカナにすると「プロフェシー」となります。 しかし、カタカナ語の「プロフェシー」は名詞のほうでしょう。

(*) 名詞とのつづりの違いは語末から2文字め。 動詞は "c" ではなく "s"。

語源

"prophecy" は "prophet" から派生した語です。 つまり、"prophet" のほうが先にあったわけです。

"prophet" の語源を突き詰めると、「事前」を意味するギリシャ語 "pró" と「語る」を意味するギリシャ語 "phánai" に行き着きます。

"pró" と "phánai" を組み合わせると「言」という意味になりそうですが、この2つが組み合わさって生まれた古代ギリシャ語 "prophtēs" は「言者」という意味でした。

したがって、英語の "prophet" の2つの意味「予言者」と「預言者」では後者の意味のほうが先にあったのだと考えられます。