「ゴールド」と「ゴールデン」の意味の違いは?

Q.ゴールド」と「ゴールデン」って、意味がどう違うの?

A. ちょっぴり説明が長くなりますが、お時間の方はよろしいでしょうか? ほうほう、お時間はたっぷり。 それはようございました。 それでは説明いたしましょう。 以下の通りです。

それぞれの基本的な意味

「ゴールド」の意味

「ゴールド」は英語の "gold" をカタカナにした言葉で、基本的な意味は次の通りです:

  • 金(ゴールド)、黄金
「ゴールデン」の意味

「ゴールデン」は英語の "golden" をカタカナにした言葉で、基本的な意味は次の通りです:

  • ゴールドを(主な)材料とする~
  • ゴールドのような外見をした~(ゴールドを思わせる色をした~、まばゆい~、輝くような~)
このページでは、金(きん)のことを「ゴールド」と表記します。 「金」という字は「カネ」と読んでしまいがちだからです。

基本的な違い

"gold" と "golden" の基本的な違いは、"gold" が名詞で "golden" が形容詞だという点です。 カタカナの「ゴールド」と「ゴールデン」の違いも同じです。

相似点

しかし、他の多くの名詞と同様に "gold" も形容詞的に使われることがあります。 「形容詞的に使われる」とは、他の名詞を修飾する形容詞として使われるということです。

形容詞として使われる "gold" の意味は次のようなものです:

  • ゴールドを材料とする~
  • ゴールドのような~
  • 金色の~

例えばオリンピックの金メダルのことを "gold medal(ゴールド・メダル)" と言いますが、この言葉では "gold" が形容詞として "medal" という名詞を修飾しています。

「ゴールデン」と「ゴールド」 の意味の違いが不明瞭なのは、"gold(ゴールド)" が形容詞としても用いられるためでしょう。

"Golden" にしかない意味

形容詞として使われる "gold" の意味は、上に挙げた "golden" の「基本的な」意味と大差ありません。

しかし、"golden" には比喩的な(基本的でない)意味も多数あります。 "golden" ならではの意味は次のようなものです:

  • (時代などが)全盛の~、幸せいっぱいの~
    例. ゴールデン・エイジ(黄金の時代)、ゴールデン・デイズ(幸せだった日々)
  • (機会などが)絶好の~
    例. golden opportunity(絶好の機会)
  • (結婚などが)50周年の~
    例. golden wedding(金婚式)
  • 価値がある~、貴重な~
  • 将来有望な~
  • 老年期の~
  • (声や味わいが)芳醇な~、豊かな~

まとめ

「ゴールド」と「ゴールデン」は同じような言葉でありながら、大きな違い(1)が存在し、それでいてやっぱりどこか似ている(2)けれど、やはり使われ方に明確な違いが存在する(3)という関係です。

(1) 名詞 vs. 形容詞。

(2) "gold" に形容詞としての意味もある。

(3) "golden" のほうが形容詞としての意味が豊富。