「ゴッデス」って、どういう意味?

質問: 「ゴッデス」の意味を教えてください。

回答: 「女神」という意味です。

詳しくは以下をご覧ください。

1. 英語に戻すと

「ゴッデス」を英語に戻すと "goddess"。 この "goddess" の意味が「女神」です。
"goddess" は名詞です。 複数形は "goddesses" です。

2. "goddess" の成り立ち

"goddess" は、"god" と "-ess" から成ります:

  • god ・・・「神」を意味する名詞
  • -ess ・・・「女性」を意味する接尾辞

厳密な言葉の成り立ちを言えば、"goddesse" という言葉がまず生まれ(god + esse)、その語末の "e" が落ちて "goddess" となりました。

"goddesse" が "goddess" に変わったのは14世紀ごろです。

3. 接尾辞 "-ess" が使われる他の単語

"goddess" と同じように「女性」を意味する接尾辞 "-ess" が使われる英単語は例えば次のようなもの:

  • actress: 女優(⇔ actor 俳優、男優)
  • waitress: ウェイトレス(⇔ waiter ウェイター )
  • princess:王女 (⇔ prince 王子)
  • priestess: 女性の司祭、巫女(⇔ priest 司祭)
  • lioness: 雌ライオン(⇔ lion ライオン)
  • stewardess: スチュワーデス(⇔ steward スチュワード、給仕、乗客係)

「男性スチュワーデス」は矛盾を孕む

「スチュワーデス」は "-ess" が付いている時点で女性と決まっているので、「男性スチュワーデス」という言い方はおかしいわけです。 「男性スチュワーデス」は「男性ウェイトレス」や「男性看護婦」と同種の矛盾を含んでいます。

「スチュワーデス」の男性版は「スチュワード」です。 「スチュワーデス」ほど一般的ではありませんが「スチュワード」もカタカナ語として国語辞典に載っています。

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