「ゴッドノーズ」には複数の意味がある。 混用の恐れも

ゴッドノウズ」というカタカナ語の意味を説明します。

「ゴッドノウズ」は "God knows."

「ゴッドノウズ」は "God knows." という英語をカタカナで表記した言葉です。

"God knows." の意味

直訳

"God knows." を直訳すると「神は知っている」となります。

"God" は「」という意味で、"knows" は「知る」という意味の動詞 "know" の末尾に時制や人称の関係で "-s" が付いたものです(いわゆる三単現の "s")。

実際の使われ方

直訳は上記の通りですが、"God knows." は実際には次の2つの意味のどちらかで使われます:

  1. 神のみぞ知る
  2. 絶対に~だ、~に決まってる、マジで~だ、ホント~なんだって!、~だなんて!、(間投詞的に用いて)それは確かだ

1.の意味について

1.は「自分も含めて誰も知らない」という意味です。 "God only knows.(ゴッドオンリーノウズ)" と同じ意味です。 "only" は「~だけ、唯一」という意味です。

2.の意味について

2.は「~だってことを神は知っている」という意味に由来するのでしょうか、自分が言いたいことを強調するために使われます。

例えば「ゴッドノーズ! 今度の試験ヤバい」なら「マジで今度の試験ヤバい」という意味ですし、「ゴッドノーズ、あのジュエリー欲しい」なら「わたし、あのジュエリーが絶対に欲しいんだ」という意味です。

2.は単なる驚きを言い表すのにもつかわれます。 「ゴッドノーズ、君はあれっぽっちの給料で生活してるのか!」

2.を間投詞的に用いるなら次のような感じとなります:「オレは貧乏だ、ゴッドノーズ(それは確かにそうだ)、だがな俺にだってプライドってもんはある」

留意点

  1. 上述の「ゴッドノーズ」の例文はどれも、英語の "God knows" の使用例をベースに私が考案したものです。 「ゴッドノーズ」というカタカナ語の使用例を私は見たことも聞いたこともありません
  2. 「ゴッドノーズ」というフレーズ(に限らず「ゴッド」が使われるフレーズ)は宗教を熱心に信じている人の気分を害する恐れがあるので使い方に気を付けましょう。

もう1つの可能性

「ゴッドノーズ」の元となる英語が "God nose" であるケースも考えられます。 この場合「ゴッドノーズ」は「神の鼻」という意味です。

混同に注意!

「ゴッドノーズ」に酷似する表現に「ゴッドマーズ」があります。

「ゴッドマーズ」は 1980年代初期にテレビで放映されたロボットアニメです。 正式名称は「六神合体ゴッドマーズ」。 ゴッドマーズは身長50mで体重 1,050トンの巨大ロボです。

「ゴッドノーズ」と「ゴッドマーズ」の混用は意外に危険です。

例えば、うろ覚えのカタカナ語「ゴッドノーズ」でカッコつけようとして、「ゴッドーズ、あのジュエリー欲しい!」と叫ぶ女子大生を想像してごらんなさい。 とても痛々しいでしょう?