「フィスト」の意味について説明します。
「フィスト」は "fist"
「フィスト」は "fist" という英語をカタカナで表記した言葉です。
"fist" の意味
基本的な意味
"fist" の基本的な意味は「拳(こぶし)、握った手」という意味です。 この意味の "fist" は名詞です。
指を手の平に向けて曲げ、固く閉じた手。 殴るときのような手の形状。
"fist" は「殴る」という表現と共に用いられることが多いのですが、それだけではありません。 手の甲で目をこするときに握ったようになる手の形状や、何かを掴んだときの手の形状も "fist" です。
動詞としての意味
"fist" には動詞としての意味もあります。 動詞の "fist" の意味は次のようなものです:
- 手を握りしめて拳にする
- 拳で殴る
- 拳に掴(つか)む
他の意味
"fist" には他にも次のような意味(いずれも名詞)があります:
- 人差し指で指す記号(☞)
- 挑戦、試み
- 一掴み(ひとつかみ)
"fist" の語源
"fist" はドイツ語を経由して英語に入ってきた言葉で、その元を突き詰めると「5」を意味する "pénkʷe" という印欧祖語に至ります。 「5」というのは「5本の指」ということでしょう。
「フィスト」の意味
"fist" が「フィスト」というカタカナ語として使われるとき、それは「拳、握った手」という名詞の意味で使われているでしょう。
2019年に公開されるアニメ映画「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」には「紺青の拳」と呼ばれるブルーサファイアが登場しますが、これのサファイアがこのように呼ばれるのは、(この映画を観てないので推測になりますが)このサファイアが拳大ほどもある巨大なサイズだからでしょう。