「フィージブル」の意味

フィージブル(フィーザブル)」という言葉の意味を説明します。

意味

「フィージブル(フィーザブル)」は "feasible" という英語をカタカナで表記した言葉です。

"feasible" の意味は、「(計画・アイデア・方法などが)実現可能(で実現後にきちんと機能しそう)な~」というものです。 "feasible" は形容詞です。
Solar heating is technically and economically feasible.
ソーラー・ヒーティング(太陽熱暖房)は技術的にもコスト的にも実現可能だ。
That may be the only feasible way of solving the problem
それが問題を解決するうえで、ただ1つ実現可能な方法かもしれない。
We agreed on a feasible plan and within a week we implemented it.
我々は実現可能な計画に合意し、1週間以内にそれを実施した。

他の意味

"feasible" は「現実的な」や「妥当な(合理的な)」と訳すと意味がスムーズに通るケースもあります。 例えば次のような文:
It's no longer feasible to fund this research.
この研究に資金を提供するのは、もはや妥当(現実的)ではない。
This is not economically feasible.
これは経済的に(見て)妥当ではない。
"feasible" には「(話・言い訳・嘘・仮説などが)ありそうな~、もっともらしい~」 や「(...に)適した~」という意味もあります。
a feasible story
ありそうな話
land feasible for cultivation
耕作に適した土地

カタカナ語「フィージブル」

「フィージブル」というカタカナ語は「適した」の意味では使われないと思います。 「適した」という日本語を使えば済む話で、わざわざカタカナで言うこともないからです。

これに対して、「実現可能(で実現後にきちんと機能しそう)な」の意味で使われている "feasible" を日本語にするとき、「実現可能」という訳語では「実現後にきちんと機能しそう」という部分の意味合いを伝えきれません。 かといって、"feasible" を「実現可能で実現後にきちんと機能しそうな」と訳すと言葉数が多すぎます。 そこで「フィージブル」というカタカナ語の必要性が生じます。

"feasible" の名詞形である "feasibility" はすでに「フィージビリティー(実行・実現の可能性)」というカタカナ語として普及していて、国語辞典にも載っています。

「フィージブル」はまだ国語辞典に載ってはいませんが、国語辞典に載る日も近いだろうと思います。

フィージブル vs. フィーザブル

"feasible" の発音に近いのは「フィーブル」ですが、カタカナ語として普及するのは「フィーブル」でしょう。 英語のカタカナ語において、"-sible-" を「ジブル」と表記するのが半ば慣習だからです。 "feasibility" が「フィービリティー」で定着しているのも、その一例です。