「カーネル」の意味? 対応する英語は2つある

「カーネル」というカタカナ語に対応する英単語には次の2つがあります:

  1. colonel
  2. kernel

この2つの語の意味を以下で説明します。

colonel

"colonel" は軍の階級の「大佐」という意味です。

ただ、ケンタッキー・フライドチキンの創始者として知られるカーネル・サンダースの「カーネル」は「大佐」という意味ではありません。

カーネル・サンダースの「カーネル」は名誉的な称号(勲章のようなもの)です。 米国の一部の(主に南部の)州では、功績のあった人に "Colonel" という称号を贈ることがあり、カーネル・サンダースもその称号をケンタッキー州から贈られたわけです。

名誉的な称号を意味する "Colonel" の語源は「大佐」を意味する "colonel" と同じです。 米国の南北戦争以前に、軍隊に資金を提供するなどの功績があった人に名目的な大佐の地位を与えたのに端を発しています。

kernel

"kernel" の基本的な意味は「中心にあるもの」です。 具体的には次のような意味です:

  1. 梅・桃・さくらんぼ・マンゴーなどの核果(石果)の大きな種の内部にある柔らかい部分。
    梅干しの種を割って食べることがありますが、その食べる部分がカーネルにあたります。
  2. ナッツ類(固い殻の中の食べられる部分)
    アーモンドなどのナッツ類で食べているのは、梅干しの種の中のカーネルに相当する部分です。 ナッツ類は果肉が薄いので食べられません。
  3. 米・麦・とうもろこしの可食部分(脱穀後に食べる部分)
  4. (比喩的に)中心となる大切な部分、核たる部分
  5. (比喩的に)発展・成長・拡大の種となる小さな部分、萌芽
  6. コンピューターのオペレーティング・システム(OS)の中核的な部分。