質問: "Be the change that you wish to see in the world." とは、どういう意味ですか?
回答: "Be the change that you wish to see in the world." は「世界において見たいとあなたが望む変化にあなたがなりなさい」という意味です。
「自分が望む変化は自分で引き起こしなさい」ということでしょう。
詳しくは以下をご覧ください。
1. 誰の言葉?
"Be the change that you wish to see in the world." はマハトマ・ガンディー(1869~1948年。宗教家、政治指導者)の言葉とされます。
2. 英語の解説
2.1. 単語の意味
"Be the change that you wish to see in the world." の各語は次の意味です:
- be~ ・・・ ~になる
- change ・・・ 変化
- that ・・・ 関係代名詞
- wish~ ・・・ ~を望む
- see ・・・ 見る
- to see ・・・ 不定詞の名詞的用法。「見ること」。 "to see" は動詞 "wish" の目的語。 "wish to see" で「見ることを望む」
- world ・・・ 世界
あくまでも、このフレーズにおける各語の意味です。
全体の説明
命令文
"Be the change that you wish to see in the world." は命令文。 なので動詞(Be)で始まっています。
第2文型
"Be the change that you wish to see in the world." は第2文型(SVC)です。
SVCとは「主語+動詞+補語」のことです:
- 主語 ・・・ 命令文なので省略。
- 動詞 ・・・ "Be" です。
- 補語 ・・・ "the change" 以降です。
関係代名詞 "that"
関係代名詞 "that" が導く "that you wish to see in the world" が形容詞節として名詞 "change" を修飾しています。 "change" がどのようなものかを "that" 以下が修飾しています。
したがって、"that" 以下という大きな修飾部分を省いた文の骨格は "Be the change." というシンプルなものです。
"Be the change." だけなら「変化になりなさい」です。 その「変化」がどのようなものかを述べるために、この格言は複雑な文となっています。
3. バリエーション
この言葉には次のようなバリエーションがあります。 どれも同じような意味です:
- Be the change you wish to see in the world.
- Be the change you want to see in the world.