あなたが見かけた「エニウェイ」の意味はどれ?

質問.:「エニウェイ」という言葉の意味を教えて下さい。

回答.: カタカナ語では「とにかく」という意味で使われることが多いでしょう。

「エニウェイ」の詳しい意味

「エニウェイ」は "anyway" という英語をカタカナにした言葉で、この "anyway" に「とにかく」などの意味があります。

"anyway" の用例と具体的な意味

"anyway" の用例を、具体的な意味と共に以下に記載します。
I don't know if it was lost or stolen; anyway, it's gone.
失(な)くしたのか盗まれたのか分からないけど、とにかく(いずれにせよ)見当たらないんだ。
# 思考の過程(詳細)をすっ飛ばして、結論(重要な点)を述べるための "anyway"。
She knew it was wrong but she did it anyway.
彼女はイケナイことと知りつつも、とにかくそれをやった。
# 一部の理屈や道理を無視して「とにかく」。
Catherine wasn’t sure the book was the right one, but she bought it anyway.
カザリンはその本が目当ての本だと確信できなかったが、とにかくその本を買った。
# 一部の理屈や道理を無視して「とにかく」。
"I've got a terrible cold."
"Have you? That's a shame. Anyway, so you won't be coming this weekend?"
「ひどい風邪をひいたんだ」
「そうなの? お気の毒さま。 じゃあ、とにかく(いずれにせよ、何はともあれ)今週末は来ないんだね?」

# 脇道に逸(そ)れていた話題を元の本筋に戻すための "anyway"。

この会話の前に次のようなやり取りがあったと推察されます:

「今週末どう?」
「うーん、行けそうにないかな」
「どうして?」

今週末のイベントか何かに参加できるかどうかが「話の本筋」で、参加できない理由が「脇道」。 その脇道から本筋に戻すための言葉が "anyway" であるわけです。
Anyway, I'd better go and make dinner. I'll call you again tomorrow.」
さて(何はともあれ)、そろそろ夕食のしたくをしないと。 また明日電話するよ」
# 会話を打ち切るための "anyway"。
"anyway" には上記以外にも、いくつかの細かい意味合いがあります。 が、分量が多くなるので割愛します。

"anyway" の意味の成り立ち

"anyway" を分解するなら、"any" と "way" に分解されます。

  • "any" にはいくつかの意味がありますが、"anyway" の成分としての "any" は「(種類/分類/方法などを)問わない、一切の~、どんな~でも」という感じの意味です。
  • "way" は「道」という意味が有名ですが、その他に「方法、やり方」という意味もあり、"anyway" の成分としての "any" はこちらの意味で使われています。
  • したがって "anyway" の原始的な意味は「どんな方法でも、手段を選ばず」となります。(*)

(*) 19世紀ごろまで、"anyway" は「どのようなやり方でも」という意味でも使われましたが、今ではこの意味ではあまり使われません。

「どのようなやり方でも」を意味する現代の英語は "any way"(2語に分かれている)です。

もっとも "anyway" と "any way" の区別は曖昧で、「"anyway" に "any way" の意味もある」としている辞書も少なくありません。

現代の意味へと至るステップ

上述の「原始的な意味」が現代の「とにかく」の意味へと至ったステップは次のようなもの(1から4に向かって時代が進んでゆく)だと思います:

  1. どんな方法でも、手段を選ばず
  2. いずれの方法/手段/考え方にせよ
  3. いずれにせよ
  4. とにかく

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