質問. "is" と "it" は、どう違うのですか?
回答. "is" はBe動詞と呼ばれる動詞の一種で、主な意味は「~である」と「(...に)存在する」です。
"it" は単数のものを指し示す代名詞の一種で、「それ」という意味です。 他の使われ方もしますが、話が難しくなるのでここでは触れません。
"it" と "is" は同時に使えます。 例えば "It is a book." なら「それは本である」という意味です。
"is" について詳しく
"is" が「Be動詞」と呼ばれるのは、"is" の原形(元の基本的な形)が "be" だからです。
"be" が "is" に変化する条件!
"be" は、次の3つの条件を満たすと "is" に変化します:
- 主語が三人称(彼・彼女・それ)
- 主語が単数(1つだけ)
- 時制が現在(未来や過去じゃなく現在について述べる)
学校で習う英語では、この3つの条件をあわせて「三単現」と呼んでいます。 「三人称単数現在」の略です。
"be" は "is" 以外にも変化!
"be" は "is" 以外にも変化します。 例えば:
- 主語が一人称の "I(私)" で時制が「現在」なら、後ろに続くBe動詞は "am" に変わります(I am~.)。
- 主語が二人称の "you(あなた)" で時制が「現在」なら、後ろに続くBe動詞は "are" に変わります(You are~.)。
- 時制が過去なら、主語が "It" であってもBe動詞は "is" とはならず "was" となります。