「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」の意味

ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」という映画が 2019年1月に日本で公開されますが、このタイトルはどういう意味なのでしょうか?

原語

「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」は "Whitney, always love you" という英語をカタカナにしたものです。

ただし、映画「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」の原題はシンプルに "Whitney" だけなので、「オールウェイズ・ラヴ・ユー(always love you)」の部分は原題を邦題にするときに付け加えられたものであることになります。

意味

"Whitney"

"Whitney, always love you" の "Whitney" の部分は、2012年に他界した米国の歌手ホイットニー・ヒューストンのことです。 この映画はホイットニー・ヒューストンの素顔に迫るドキュメンタリー作品です。

"always love you"

"Whitney, always love you" の "always love you" の部分は、「あなたを常に愛する」という意味です。

"always love you" というフレーズは、ホイットニー・ヒューストンがカバー(*)してヒットした名曲「I Will Always Love You」の歌詞に登場します。
(*) シンガー・ソングライターであるドリー・パートンが 1974年に発表したものをホイットニー・ヒューストンがカバーした。

「I Will Always Love You」の歌詞において、"always love you" というフレーズの主語は "I will always love you" という文の一部として登場しますから、"always love you" に省略されている部分を補った日本語は「私はずっとあなたを愛することでしょう」となります。

邦題の解釈

ホイットニー・ヒューストンによるカバー曲「I Will Always Love You」の邦題が「オールウェイズ・ラヴ・ユー」ですから、この邦題を映画のタイトルに用いたのだと考えられます。

ただしそれだけではなく、邦題の命名者は「私たちはいつまでもあなたを愛してますよ、ホイットニー(We will always love you, Whitney)」という意味も邦題に込めたのではないかと思います。 「オールウェイズ・ラヴ・ユー」というカバー曲の邦題に主語が省略されているのを利用した格好です。

「Whitney」という原題を知らずに「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」という邦題だけを見ると、「ホイットニー」に対して「オールウェイズ・ラヴ・ユー」と呼びかけているようにしか思えないので、たぶんそういう邦題の命名者の意図があるのだと思います。

くどい説明

上記の「...カバー曲の邦題に主語が省略されているのを邦題の命名者が利用した...」という部分がわかりにくいので説明を加えておくと、

「オールウェイズ・ラヴ・ユー」というカバー曲の邦題が本来は "I will always love you(アイ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー)」の略で、その "I" も "you" も歌詞中に登場する架空の男女のことなのだけれど、"we will always love you" も「オールウェイズ・ラヴ・ユー」と略せなくはないので、この映画の邦題では「オールウェイズ・ラヴ・ユー」の元となった表現が "we will always love you" であり、さらにこの "you" がホイットニー・ヒューストンのことであるという架空の解釈を行って、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」に "We will always love you, Whitney" という意味も持たせたのではないか

ということです。