「アイ・フィール・プリティ」の意味と簡単な解説

「アイ・フィール・プリティ」は "I feel pretty."

「アイ・フィール・プリティ」は "I feel pretty." という英語をカタカナで表記した言葉です。

"I feel pretty." の意味

"I feel pretty." は「自分が可愛いと感じる」とか「自分が可愛いような気がする」という意味です。

解説

"I"

"I" は「」という意味の代名詞です。 この文の主語です。

"feel"

"feel" には色々な意味がありますが、この文においては「(~な)感じがする、(~だと)感じている」とか「(~だと)思う」といった意味です。

"pretty"

"pretty" にも色々な意味がありますが、この文においては「可愛い」という意味です。

文全体

中学校で習う英語の分類で言えば、"I feel pretty." は第2文型です。

第2文型とは「S(主語)+V(動詞)+C(補語)」から成る構造のことです。 "I feel pretty." の "I" がSに、"feel" がVに、そして "pretty" がCに、それぞれ該当します。

第2文型で最もわかりやすいのは "I am pretty.(私は可愛い)" でしょう。 この "I am pretty." という文では、「I = pretty」という関係が成立しています。

"I feel pretty." でも "I am pretty." と同じように「I = pretty」という関係が成立しますが、そのイコール関係が主観的・感覚的なものに限られます。 "I am pretty." が全面的なイコール関係だとすれば、"I am pretty." は主観面に限られた部分的なイコール関係です。
主観的」とは「自分の視点では、自分の感覚では」という意味です。 「主観的」の反対の意味の言葉が「客観的」で、この「客観的」とは「他人から見ても、傍から見ても、自分の感覚に限らず」というような意味です。

"I am pretty." と "I feel pretty." の比較

"I am pretty." と "I feel pretty." は次のように異なります:

"I am pretty."

"I am pretty." という文を発する本人が、"I" と "pretty" が全面的なイコール関係にあると考えている。

"I am pretty." と言ったり書いたりする場合には、自分が可愛いという考えを裏付ける客観的な根拠(例. 皆が可愛いって言ってくれる、男子にモテモテである、プロポーズされまくりである)が存在するのが一般的。

ただ、思い込みが激しい人であれば、そんな根拠なしに "I am pretty." と言い切るかもしれない。

"I feel pretty."

"I feel pretty." という文を発する本人が、"I" と "pretty" のイコール関係が主観的なものに過ぎないかもしれないと考えている。

「客観的にはどうかわからない(可愛いかもしれない)けれど、少なくとも主観的には『私=可愛い』だわ」という感じ。

逆説的だが、"feel" という主観性を含意する言葉を使う人のほうが自分を客観視できていることが多いとも言える。

映画「アイ・フィール・プリティ」

「アイ・フィール・プリティ(I feel pretty)」というタイトルの米国映画が 2018年に日本で公開されていますが、上記の説明によるならば、このタイトルは「アイ・アム・プリティ(I am pretty)」となるべきです。
あるいは「シー・フィールズ・プリティ(She feels pretty.)」。

それは、この映画のストーリーが、主人公の女性が「自分は可愛い」と思い込むというものだからです。 「自分が可愛い」と思い込む人が自分の可愛さに言及する文は "I am pretty." と "I feel pretty." のどちらでしょうか? 答えは明らかに前者ですね。

ただ、映画のタイトルとしては「アイ・アム・プリティ」よりも「アイ・フィール・プリティ」のほうが映画のストーリーをわかりやすく反映していますから、タイトルはやっぱり「アイ・フィール・プリティ」のほうが良いですね。