「フールズ・ゴールド」の意味

フールズ・ゴールド」というカタカナ語が使われることがありますが、これは一体どういう意味なのでしょうか?

「フールズ・ゴールド」は "fool's gold"

「フールズ・ゴールド」は "fool's gold" という英語をカタカナで表記した言葉です。

"fool's gold" の意味

"fool's gold" を直訳すると「愚者の黄金」という意味になります。

  1. "fool" 「愚者、愚か者、愚かな人」という意味です。 "fool" には「愚かな」という形容詞としての意味もありますが、"fool's gold" においては名詞として使われています。
  2. "gold" は「黄金、金」という意味です。「ゴールド」というカタカナ語も流通しています。
  3. "fool's" の "'s" の部分は「~の」という意味です。 "'s" の "'" の記号は「アポストロフィー」という名前で、英語の所有格(~の)を作るのに使われます。

「愚者の黄金」とは?

"fool's gold(愚者の黄金)"は英語圏で、「黄金に似ているけれど黄金ではない金属」という意味で使われます。 特に黄銅鉱黄鉄鉱という種類の金属を指します。

愚かな人は黄銅鉱や黄鉄鉱を見て黄金と勘違いするということで、黄銅鉱や黄鉄鉱など黄色っぽくて黄金に似ている金属が「愚者の黄金」と呼ばれるようになりました。

比喩的な意味

"fool's gold" は上記の「まがい物の黄金」という意味から転じて、「実際よりも有望に見える物事(計画など)、実際よりも良く見える物」という比喩的な意味でも使われます。

"fool's gold" の用例

金属の意味の用例

Fool's gold is an inferior mineral called pyrite that mimics the look of gold.
愚者の金とは、黄鉄鉱と呼ばれ見た目が金に似ている下級鉱物のことである。
The mineral pyrite, also known as fool's gold, is an iron sulfide with the chemical formula FeS2.
黄鉄鉱(愚者の黄金としても知られる)は化学式を FeS2 とする硫化鉄である。

比喩的な意味の用例

The promotion is like fool's gold. It looks good on paper, but, in reality, I have more responsibilities and no extra pay.
その昇進は愚者の黄金のようなものだった。 書類上では良いことのように見えるが、実のところ責任が増えるだけで給料は増えないのだ。
Don't invest in his latest wacky invention — no matter how great it seems, it will end up being fool's gold like all the others.
あいつの突飛(とっぴ)な発明に投資するんじゃねえぞ。 どれだけ凄い発明に思えてもな。 他の全部の(発明)と同じく結局は「愚者の黄金」ってことになるだろうよ。