映画「ドクター・スリープ」の意味の由来

「ドクター・スリープ」という映画が 2019年11月に公開されますが、このタイトルは一体どういう意味なのでしょう? どうしてこのようなタイトルになったのでしょう?

「ドクター・スリープ」は "Doctor Sleep"

「ドクター・スリープ」は "Doctor Sleep" という英語をカタカナで表記した言葉です。

映画「ドクター・スリープ」の原題(米国で公開されるときのタイトル)も "Doctor Sleep" です。 邦題は原題をカタカナにしただけということになります。

"Doctor Sleep" の意味

"Doctor Sleep" は「睡眠博士、睡眠医師、ドクター睡眠」という意味になります。

"sleep" は「睡眠、眠り」という意味です。 "doctor" は「医師」や「博士」という意味で、"Doctor Sleep" という表現においては肩書(敬称)として用いられています。

例えば "Doctor Yamashita" は「山下博士」とか「山下医師」とか「ドクター山下」といった意味ですが、"Doctor Sleep" はこの「山下」の部分が「睡眠」になっている感じです。 ニックネーム(愛称)のような感じで、「ドクター睡眠」という言い方をしているわけです。

"Doctor Sleep" の由来

映画 "Doctor Sleep" は、原作となった小説のタイトルをそのままタイトルとして採用しています。

映画 "Doctor Sleep" の原作は、スティーブン・キングという米国の作家が書いた同名の小説 "Doctor Sleep" です。

小説 "Doctor Sleep" のタイトルの由来

それでは、小説のほうの "Doctor Sleep" は、どうしてこのようなタイトルになったのでしょうか?

小説 "Doctor Sleep" の主人公ダニーは、とあるホスピスの用務員として働いています。 ホスピスとは、ターミナル・ケア(治療を目的としない。人生の最後を楽に向かせさせることを目的とする)を行う医療施設のことです。

ダニーには子供の頃から超常的な能力があり、常人には知覚できないものを知覚できます。 そんな彼には、いよいよ死期が迫った患者が分かるので、そんな患者の枕元を訪れては超常的な能力を用いて患者の心を癒やします。 死を迎える患者の最期を看取るような感じでしょうか。

ダニーの活動は傍(はた)から見ていると、まるで死を告げてまわる死神です。 そんな活動を続けるダニーを見てホスピスの人たちは、彼を「ドクター・スリープ」というニックネームで呼ぶようになります。

どうして「ドクター・デス(死)」ではなく「ドクター・スリープ」なのか? それは死が眠りに例えられるからです。 「死ぬ」ことを「永遠の眠りに就く」と表現しますよね?

まとめ

  1. 「ドクター・スリープ」という邦題は "Doctor Sleep" という原題をカタカナにしたもの。
  2. "Doctor Sleep" は原作小説のタイトルをそのまま採用したもの。
  3. 原作小説のタイトルは、主人公のニックネーム "Doctor Sleep" に由来している。
  4. "Doctor Sleep" というニックネームは、死(永遠の眠り)が近づいた患者の枕元を訪れるという主人公の行動に由来している。