"Are u~?" の意味を根本的に説明してみた

意味

"Are u~?" という表現は、次のどちらかの意味になります:

  1. あなたは~ですか?
  2. あなたは~にいますか?

解説

"u" は "you"

"Are u~?" の "u" は、「あなた」を意味する代名詞 "you" と意味も役割も同じです。 "you" と発音が同じである "u" を "you" の代わりに用いているというわけです。

"you" の代わりに "u" を用いるのは、"u" のほうが文字数が少なくキーボードなどから入力するときの労力が少なくて済むためです。

"Are you...?" の意味

したがって、"Are u~?" は "Are you~?" と同じ意味になるわけですが、その "Are you~?" の意味についても説明しておきましょう(むしろ、ここからの説明が長い)。

"Are you~?" は "You are~." という肯定形が疑問形になった文です。 そして、"You are~." の意味としては「あなたは~です」と「あなたは~にいます」の2通りが考えられます。

したがって、"You are~." の疑問形である "Are you~?" の意味も「あなたは~ですか?」と「あなたは~にいますか?」の2通りとなります。

意味が2種類ある理由

上述のように、"Are you~?" の元の形にあたる "You are~." は、「あなたは~です」という意味であることもありますし、「あなたは~にいます」という意味であることもあります。 このように2通りの解釈が可能なのは、"You are~." の "are" に2通りの意味があるためです。

"are" の意味

"are" はBe動詞と呼ばれるタイプの動詞です。 Be動詞は主語の人称(わたし・あなた・彼/彼女)や時制(現在・過去・未来)などに応じて様々に形態を変化させます。 "You are~." においては、主語が "You" という二人称で時制が現在時制であるために、Be動詞が "are" という形になっています。

そして、このBe動詞には次の2つの意味があります。 人称や時制で形が変わっても、この2つの意味で使われます。

  1. ~である
  2. (~に)いる

「~である」

「~である」とは、「AはBである」というようなイコールの関係のことです。 Aの位置に来るのは名詞で、これが主語となります。 Bの位置には名詞のほか形容詞が来ます。 形容詞が来る場合には「AはBの状態である」という意味になります。
I am a student.
私は学生です。
# 「AはBである」のBが名詞である例。 "am" がBe動詞。 "I" という一人称が主語で時制が現在形なので、"be" という原形が "am" という形に変化している。
Are you a student?
あなたは学生ですか?
# 疑問文の例。 "Are u a student?" も同じ意味。
You are beautiful.
あなたは美しい。
# 「AはBである」のBが形容詞である例。 "are" がBe動詞。 "You" という二人称が主語で時制が現在形なので、"be" という原形が "are" という形に変化している。 "U are beautiful." も同じ意味。
If u have knowledge, then u are beautiful already.
あなたが知識を持っているならば、あなたはすでに(それだけで)美しい。
# "u are..." の例。

「(~に)いる」

「(~に)いる」という「存在・所在」の意味で使われるBe動詞は一般的に、場所を言い表す副詞や副詞句と共に用いられます。

「場所を言い表す副詞や副詞句」とは例えば、"there(そこに)" や "here(ここに)" や "in her room(彼女の部屋に)" などです。 "there" や "here" のように1語だけなのが副詞で、"in her room" のように複数の語が集まって副詞として働くのが副詞句です。
I am here.
私はここにいる。
You are in front of me.
キミはボクの目の前にいる。
# "in front of~" で「~の前に」という意味。
"Hey, are you up there?", a voice came from the stairs below.
「(キミは)上にいるのかい?」と階下から声が聞こえてきた。
# 1階の階段から2階にいる人に向かって声をかけたという状況です。
My house is over there.
ぼくの家はあそこにあるよ。
# Be動詞の「存在」の意味は、人だけでなく物にも使えます。
Be動詞が場所を言い表す副詞や副詞句を伴わずに、「いる」という存在の意味で用いられることもありますが、それは「我思う、故に我あり」とか「生きるべきか死ぬべきか」などの哲学的な文脈に限られます。
I think, therefore I am.
我思う、故に我あり。
"therefore" は「それゆえに」という意味。
To be or not to be, that is the question.
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。
「存在する=生きる」ということなのでしょう。 "be" はBe動詞の原形。 "are" や "was" や "am" などはどれも、人称や時制の影響で "be" から変化したもの。 原形が "be" であるために「Be動詞」と呼ばれる。

"Are you(u)?"で文が完結しているケース

"Are you(u)?" で文が完結しているというケースもあり、そういうケースは存在(いる/ある)を意味するBe動詞が場所の副詞を伴わずに使われているように見えますが、実はそうではないケースが圧倒的に大部分を占めます。

そして、そういう大部分のケースでは、"Are you" あるいは "Are u" の後ろに何かの言葉が省略されています。
"I'm ready. Are you?"
「オレの準備はできた。 お前のほうはどうだ?
# "Are you" の後ろに "ready" という語が省略されています。
"I'm hungry." "Are you?"
「お腹が空いた」「そうなの?」
# "Are you" の後ろに "hungry" という語が省略されています。 上の例文と違って、2人のあいだでの会話です。 「お腹が空いた」という訴えに対して、「えっ、お腹が空いてるの?」と受け答えしています。